IoT時代のコミュニケーション力とは

様々な産業が「水平分業型」になる時代。

”器用に、柔軟に、仕事を横断的に操れる「多動力」ワーカーたれ”

ホリエモン氏は、著書の中でおっしゃっています。 


「会議も電話も無駄。」

「全てチャットで!」


働き方のスタイルが変わりつつあり、

リモートワークを導入する企業も増えてきました。


私は東京から湘南に移り住み、

現在は拠点をさらに地方へ移し、

長く多拠点生活のノマドワークライフシフトを実践してきました。


Slackでのチャット&リモートワーク。

好きな場所で好きに仕事ができる」というメリットがある一方、

フットワークやコミュニケーション力の必要性を痛感せざるを得ません。


チャットでうまく仕事を進めるには

お互いの性格やコミュニケーションタイプを把握しておくことで

メッセージを送るタイミングやレスポンスでイライラせずにすみます。



どんなに親しい関係の友人や夫婦の間であっても、

「わかってくれるはず」

という勝手な期待は危険。

文章だけでは言葉の裏側の感情や状況までは把握しづらく、誤解を生むことも。

「伝わるように伝える」ことが大事です。


人と人のコミュニケーションには、”曖昧さ”が多々あります。

同じ言葉でも、それぞれに感情がのっていることが多いもの。

オンラインでチームを動かすためには、”想像力”が常に求められるのです。



「チャット」ワークをする際に、特に意識しておきたいポイントを以下に挙げてみました。


・プロジェクトに関わる前にチームの人間関係を事前把握しておく

・関係者との事前交流はできればリアルで行っておく


・メンバーの性格タイプを知る(ストレングスファインダーのようなものも有効)

 コミュニケーションのタイプ、ライフスタイル(朝型か夜型か)などを把握

・各自プロフィールを公開する

・「好き」「得意」「苦手」をはっきりさせておく

・タスクはこまめに自己管理する

・タスクごとの報告、連絡をこまめにする

・早め早めに反応。二度手間を避ける

・やりとりは個別でなくなるべくグループでオープンにし、伝言ゲーム、二度手間を減らす

・オフライン時はメンバー全員にわかりやすくする(表示を工夫するなど)

・できないタスク、不在時間は曖昧にせずオープンに伝える(断るときは断る)

・感情的になって送信しない(あるある)

・言葉の遣い方に気を使う(基本)

・空気を読む(タイミング大事)

・絵文字などを積極的に使い、言葉以外のニュアンスを伝える

・顔や声など「表情」が見えるSkypeやオフラインmtgもうまく組み合わせる




好きな時に好きな場所で仕事をする時代、

伝える手段は「言葉」です。


これからの働き方に最も求められることは、

「言語力」
想像力」

伝え方1つで、結果も大きく変わってくる。


色んな会社やチームを横断するフリーランスは年齢、立場、性別に関係なく、

「プロ」かどうかが、大事な基準になってくると思います。

プロは次々と自由にジョブホッピングして引く手あまたに、

そうでない人はどこからもオファーされなくなってしまう・・・。


自身が「プロ」だと認められるよう、

”結果に繋がるコミュニケーション力”を磨いておきたいものですね。